500枚記念最終章 埼玉 進修館

6.24 sat

 

ただただ最高の日でした。

natunatunaはライブ中、500枚描き終わりました。

それはとても静かな瞬間でした。

 

超新星爆発はさぞかしすごい爆発なんだろうけど、

宇宙は真空だから、音がしないって、聴いたことがある。

 

そんな静かで放たれた終わる瞬間だった。

 

 

このspannkosmo-pianoから始まり、最終章SPANNKSOMO-plutoに至るまで

関わってくれた方々に多大なる感謝を送ります。

本当にありがとう。

 

 

ここから、始まる、新たな世界!!

スパン子、生きてる限り頑張りマッス!

 

 

 

 

 


500枚記念 大阪 SPinniNG MiLL    SPANNCOLLOID

6.11 sun 2017

 

 

 大阪。思い出すだけでも胸いっぱい。
まずは何と言っても、会場を一直線に巡らしたnatunatunaのジャケットの展示だ。
この白い枠組みを発案し、作ったのは白藤垂人。

3週間前くらいに、会場の下見にたゆたうのヒロと、美術の垂人さんとSPinniNG MiLLというライブ会場になるビルに行ってきた。紡績工場の事務所だったとかで、明治時代の建物。めっちゃ格好良かった。この辺でライブするかな、とか、借りる機材の確認とか、打ち合わせをしつつ、やはり決め手となるNatunatunaのジャケットをどう展示するかについて話した。
壁一面にとか、あちこちにとか、いろんな案が出たが、一列が格好いいだろうと垂人さんが言い始め、その長さを計算したら、58mになった。Natunatunaが作ってきたジャケットが58m分もある。描いた面積としたらその4倍以上だ。
本当にすごいなと思った。でも一番このすごさを手に受け取ったのは垂人さんだったろうと思う。

一週間前に、「今作ってるけど、全然終わらない」というメッセージと写真が送られてきた。その写真にある制作中の枠組みの素晴らしさに度肝を抜かれた。間に合わないので、古民家改築の仕事現場で仲間に手伝ってもらっているとのこと。なんということだ。大阪ではいつもこの、人とのやりとりに胸がいっぱいになる。

作っても作っても終わらない枠。それだけの数を描いてきたnatunatuna。natunatunaのレプリカが入ると、それはフィルムのようになった。natunatunaはそれをみて、ヤバイ。。。と感嘆した。


当日の朝、会場に入ると、垂人さんの白い一直線の枠が2Fのライブ会場にぐるりと一周していた。そして、それでは足りなくて、階段にも枠は走り、一階の出店の頭上を巡り、入り口の上まで到達した。並び順は1から順番に。隣のジャケットへ、一枚一枚、その移り変わりが見えて、時間が流れていて、本当に映画のようだ。レプリカのラスト470番は入り口の上にひとつ飾られた。

私はnatunatunaのジャケットを惑星探査機から送られてきた写真たちと思っているところがあって、それが本当にフィルム映画のように並んでいるのをみて驚いた。こんな風に形にできるんだ。私はそのイメージを音にする。でもこの人たちはそれを形にする。

なんていうか。。。。ううう、感動!!

高さは私の目線くらい。会場のスイッチが全部隠れる位置にあった。
なんとなくではない、全部に意味がある。それが格好いいんだ。


私はこの枠を見て、真ん中で演奏したい。と思った。
この枠に囲まれて、どこかをステージにするなんてできない。
行ってみれば枠の中が全部ステージ。その真ん中に演奏者がいて、お客さんがいる。
SPANNKOSMOだ。何かが蘇る感じがした。
スピーカーは四隅に置かれた。モニターはなし。でもきっといいライブができる。

そして、やっぱりすごかったSPANNCOLLOID。
Colloidの女子たちのエネルギー半端ないのはもちろんなのだが、私は演奏のスピードを感じた。
この感じ、空気が動く感じ、走り出す感じ、いろんなもの蘇ってくる。
たくさんのものが流れ込んでくる。
とても嬉しく、エキサイティングなひと時だった。

とてもいいライブだった。

この格好いいビルを快く貸してくれたオーナー、きてくれたお客様、出店してくれた人たち、手伝ってくれたスタッフのみなさん、SPANNCOLOID、垂人さん、natunatuna、本当にありがとう。
大阪の「人たち」にまたしても今回も揺さぶられ、引っ張り出され、削ぎ落とされて、スパン子はぐるぐるにされて、うんと簡単になって、涙ちょちょぎれてます。


演奏終了後、垂人さんが「この枠がすごいのは、あんたがすごいんやで」とnatunatunaに言っていた。私はnatunatunaのやってきたことのすごさを本当にわかってほしいと思って、このツアーをやっているんだけど、ここで、それがひとつ形になったことが本当に嬉しい。そうなんだ、君がすごいから、私もすごくなれるんだよ!!


この大阪の息吹を持ち帰りたいと思い、無謀にもこの枠を埼玉に運ぶ計画を立て始める。
さあ、進修館は、どうなるでしょう!!!




 


500枚記念 名古屋 喫茶モノコト〜空き地〜

toi designs × natunatuna ×幻燈ダンスholon × SPANNKOSMO

6.10 sat

第一部 toi designs ファッションショー。
toiの服の好きなところは、
ハギレを出さないこと。使い捨てな世の中だけど、壊れたら直して、薄れたら染めて・・・そうやって一生着れる服であること。
毎日来ている服。いつも肌に触れている。それが、大事なものであっていいはずだ。
私はこういうことがとても好きなのである。
世の中に溢れているけど、本当に自分にとって大事なものを
抱きしめていたい。
私たちのspannkosmo-pianoとそのジャケットも、とにかくバカみたいなやり方かもしれないけれど、一枚一枚を大事にした。
だからtoiとの掛け合わせは、当たり前に、自然な流れの中決まった。

そんなtoiのファッションショーは、太陽の下、草原の中にいるようなファッションショーだった。土と光を感じるショー。holonの幻燈が、光を木漏れ日にしたり、トンネルの先の光にしたり、そんな中、toiの服は自由に布が動き、natunatunaとのコラボレーション服はいよいよ、とっても明るくて爽やかな光のもとを生み出した。ワンピースのハギレをシャツに当てたりして、それがまためちゃ素敵。演奏者がその服を着て、歩いた。これも初めての体験、とても楽しかった。
モデルさんでない人たちがモデルをやったので、動きが拙く、それがまた服に「日々」を映した、いいファッションショーだった。

土 と 布 が私に降りて着た。

第2部は holonとSPANNKOSMO
テーマは「pluto」冥王星だ。
Pluto(piano)
Introduction
呼んでる
toi
ヒトノネッコ
金環
バッキーソロ
土と布
箱の中の子ども
Pluto

何も喋らず、一気にやった。
1部と2部の間にちょっとしたトークがあり、私もnatunatunaも話すことができたので、
思い切りholonとSPANNKOSMOの中に入ってもらった。
プログラムは冥王星から真理をだ便り、地球へ降り立ち、そして土を踏む。最後にplutoへ。
ミクロとマクロ、始まりと終わり、繋がっているもの
幻燈も素晴らしかったし、太郎さんのダンスが音を広く広く拡げてくれた。

何か降り立った感触を感じた、名古屋の夜であった。
さあ、寝る間も惜しんで次の日は大阪なのです。



 

 


500枚記念『spannkosmo-pluto』すずの音ホール

6/4 sun 2017

 

SPANNKOSMOといえばステージがあってもステージでやらない。。。っていうのが通常になりつつあった。

もともと、『火を囲んで、楽器を奏でる人、そばで聴いている人、ちょっと離れた岩に座って見ている人、、、』という火を中心に和になっているというのが初めのイメージだった。それから様々な形で、とにかく観ている人と演っている人との境界線をなくす試みをして来たのがSPANNKOSMOである。

なので、今回すずの音ホールでステージをステージとして使い、全員お客様の方を向いて演奏をしたのは、SPANNKOSMOとしては逆に新しいことであった。

客席は前回と同じく、畳も敷き、椅子も並べた客席だった。演者が取り囲む形だった前回は、畳に座る人がとってもいたのだけど、今回はほとんどが椅子に座った。そう、この形態は「前の方」が生まれるのだ。前の方はみんな行きたがらない。やっぱりそうなるんだよなと思ったが、畳を大いに利用してくれたのが子供たちだった。子供はすごいなと改めて思わされた。畳の上で転がったり四つん這いになったり、一番驚いたのは気付いたらステージ上のnatunatunaが、絵を見ようとする子供取り囲まれていたことだった。子供は自由で、興味あるものに貪欲だ。SPANNKOSMOはいつでも子供が走り回っている。それでいいと思う。それが子供の聴き方、子供の参加の仕方。すっと音楽の中に入ってくる。大人子供関係なく、そんな会場であってほしいといつも思っている。別に大人に走り回れと言っているのではない。空間を作るのはそこにいる人すべてなのだ。それぞれのいい形で音楽の一部になってほしい。

 

ライブの数日前に、「今ライブ見に来た人が黙って座ってるのはテレビのせいだと思う。みんな与えられることに慣れちゃってるんだよ。かつてはもっとみんな積極的で、その場を作っていたと思う。」ということを言っていた。歌舞伎の掛け声とか、格好いいし、間合いとかめちゃいいし、もうそれがあっての演目。そんなことを言われると、直前にしてステージでやるということでいいのだろうかと思ったりも実はしたのだが、やってみた結果として、やはりお客さんにとって、どこを観ていいかわかりやすいものになったし、演奏する側もお客さんに向かって演奏するという通常の状況で、そんな落ち着きのあるいいライブとなったなと思う。何しろ、和のあるライブだった。

 

natunatunaのこれまで描いた400枚のジャケットは壁にずらりと貼られた。思ったより多い。新しいジャケットは会場内に弧を描いて並べられた譜面台の上におかれた。その譜面台ひとつひとつに譜面灯がついていて、小さな光が連なって、まるで天の河のようだった。天の河の終点はステージ上のnatunatunaだった。

 

ライブの始まりはnatunatunaの絵で始めたいと思った。

彼女のリズムから、始めたい。

500枚、描き続けて来た彼女のその姿を見せたいと思った。

絵描きさんにとっては、そんなところ見せたいものではないのかもしれないが、私は彼女の絵に向かう姿が本当に美しく真っ直ぐなものでで、それを見てもらいたいと思った。そんなもの絵を見ればわかるのだろうけれど、でも出来上がった絵ではなく、そこに生み出されていく瞬間を共有してもらいたいと思った。

彼女は絵を描くいつも通りの「正座」スタイルで、ゆっくり色を入れ始めた。

緊張感、集中、会場に静寂が響き渡る中、plutoを演奏した。

この曲がとても好きなのです。

遠く離れた、手の届かないところにある愛しいもの。

冥王星は冥界への入り口、生と死の狭間、あちらとこちらを結ぶ扉のある場所。

氷の火山があるという。両極のある場所。

 

ステージは宇宙にぽっかり浮かぶ星々のようだった。

 

新曲もお披露目でき、私の中で、今までのものと新しいものが、何か蠢いているのを感じる。

今までと、これからと、その狭間に佇んでいる。

なんだかうまくいかないような、でもこれはいい感じだとも思っていて、

そんなスタートを切ったSPANNKOSMO-pluto。

さあ、太陽系の端っこにポンと放り投げられて、ここからあと3つのライブ、どんな風に進めていこうか。

 

 

 


奈良曽爾村=維新派 SPANNKOSMO

9/22 tue 2015

 

私の名前には奈良の奈の字がつく。

とりあえず、近い先祖奈良にはなんの縁もゆかりもないのだが、

奈良の都の美しさ、という名前を持っている。

 

その名前のせいなのか、いつしか、

奈良 という場所は私にとってちょっと特別な場所となっていった。

初めて作曲をしたのも奈良、それから、奈良へは何かの折節に、行くことになるのである。

 

そこへ来て、維新派が奈良でやるというではないか。

絶対行く!と思っていたら、SPANNKOSMOやらへんかととても嬉しいお誘いをもらった。

たまたま、私の予定もその日ぽかんとあいてるじゃないか。

SPANNKOSMOを、奈良で!

一ヶ月前くらいに決定したので、今回のメンバーはいつもの6人ではなく、

熊坂以外、女、プラスほうすけ3という編成、なかなかないメンツになった。

 

 

深夜には内橋さんを囲んで、熟女バー?も?

 


金沢 gamadan = おふとんやさん

9/19 sat 2015

 

金沢の友人にピアノのある場所でライブがしたいと相談したところ、

彼女が働きはじめるgamadanさんというオープンしたての場所に、調度ピアノが入ったとのことで、

是非そこでやりたい!やってほしい!と意気投合して、ライブに至りました。

 

なんでもふとんやなのだとか。

でもレストランカフェもあって??

ギャラリーもある?ピアノを運んだ??

なんじゃらほいと思っていきましたが、本当に素敵なお店でした。

 

布団のショップの方は3階建てで、布団やシーツ、枕など、選んで、そのフィッティンングができるのです。

布団て、よく考えたら毎日おつきあいする、しかも体を休める重要な時間、

ひょっとしてとっても大事なことなんじゃないか。

更に更に、半地下に素敵な部屋があり、この選んだ布団を一晩お試しすることが出来るのです!

ベッドも体の形に合わせてオーダーできたりとか、

3階までの吹き抜けの壁は真っ青に塗ってあって、異国のようだった。

とにもかくにも、半端ない布団屋さんでした。

 

その半端ない布団屋さんの気持ちのよい空気をつくりだしているのがスタッフ一同で、

こんなベストメンバーったらないんじゃないかというくらい。

そしてやっぱり、社長さんご夫婦がまたとても素敵な人たちで、とにかくどこを切り取っても素敵だった。

 

そしてレストランカフェの食事。

これがまた半端ない美味しくて。

5日ごとに移ろう季節をとらえた七十二候という考えをもとに、「めぐり飯」というランチをしているらしい。

だから5日ごとにメニューが変わるのね。それで、旬の食べ物を食べるわけなのだ。今の気候に合うわけなんだから、

美味しい筈だ。調理方法も素材の味を引き出すシンプルで、なおかつエッジが効いていた。

シェフは私がよく模試で行っていた吉祥寺にある双葉栄養専門学校に通っていたらしく、

武蔵野の話ができて嬉しかった。どうやら私の曲を鼻うたしながら料理作ってくれていたみたいなんだけど、

それが演歌調になるとかで、お茶目である。聴いてみたかった。

 

さて、ライブは石川征樹さんのギターソロライブから始まりました。

私は長らくまったくのソロでライブというものをやっていない。

どうしても、途中で物足りなくなってしまう。ひとりでやっているって、せせこましいような、これ以上広がらないようなきがしちゃうのだよな。

だけど、石川さんの姿を見ていたら、

もしかして、今ならできるかもしれないな、と思った。

ギターひとつの中に、いろいろな景色が見えた。聴き手がいかに、いろんな景色を見るような、想像力を引き出すか。

私は今まで、私がイメージを与えることばかり考えていたけれど、このアルバムを作ってから、それは聴き手のものなんではないかと思うようになった。ひとり、ではなく、聴き手がいるのだと。


石川さんのライブの最後に、このお店の店長さんがうたった。

とても素敵だった。

私が初めてうたったときは、占い師の相方と太鼓もって、草原とか、森とか、島とかで、

自分の中から出てくるうたを歌ったんだっけ。

歌いはじめたこと、ピアノを弾くってこと、

そんなことを考えさせられるとてもいいライブでした。

スパン子のライブは、
ピアノを弾くことが自分にとってどういうものか、
アルバムについて、手描きジャケットのこと、
アコーディオンを弾くこと
などをゆっくり話しながら、アルバムの曲をたくさんやりました。
ピアノはKAWAIのアップライト。部屋の作りが面白く、天井がアーチ状になっていて、音が天井から降ってくるみたいに聴こえる。
コントラバス熊坂義人と、石川さんとも一緒に何曲か、
いいライブだった。
こうやって、ピアノ弾いていけるって思えたライブだった。

世の中には例えば、CDにしろ、ふとんにしろ、料理にしろ、
簡単に量産した、適当によいものがあって、
いつのまにか、私たちは自分をそこに合わせている。
いくつかあるもののなかから、選んで、こんな感じでいいやって。
そうやって、自分の形がどんどん曖昧になっていっているのかもしれない。
gamadannみたいに、眠るときにどのふとんが自分にとって、ぴったりくるか。
そうやって、自分を知っていけるのではないだろうか。
私のジャケットもそうだ。たくさん並んでるCD買って、そりゃ、ipodに入れて、あとは棚に入れてお蔵入りだよな。どのジャケットがいいか、みんな悩む。どれが今の自分にぴったり来るか、そうやって自分に触れようとしているときって、みんな楽しそうだ。

このお店でCD発売展示会&ライブができて本当によかった。
名前もね、共通項感じたのです。

gamadanて、ふとん=蒲団←ガマダンなんですって。

なんで、スパン子なんですか?
なんでガマダンなんですか?
と聞き合ってしまった。

意味のないような言葉、でも意味があって、何しろインパクトが強い!

うまいことできてる!!ピアノに還ってから、こんなことばかり。神様にGOサインもらっているきがするよ。

gamadanさん、石川さんご夫婦、ありがとう!
ここで泊まれなかったのが悔やまれる。
次回は絶対泊まりで、また来ます!




kitchen soya でのお祝い

8/29 sun 2015 の ライブのこと

 

私とnatunatunaの出会った場所であり、つくばに住むnatunatunaのホームのような場所である

kitchen soyaで、お祝いをしたい、と思った。

お店のアニキに相談したときには

もう演奏とかいいから、お祝いパーティーやろうと舞い上がっていました。

そこを冷静に正されて、ちゃんとCD発売記念ライブをやることになりました。

 

soyaには小さなKAWAIのピアノがあるのだけど、

小さい割にいい響きをしてます。

私はこの日、たくさんピアノを弾きました。これがとてもよかった。

今までアコーディオンでライブをするということばかりやってきたので、

いざ、ピアノだけでライブってできるのだろうか、実際漠然としていたのだけど、

ピアノでライブをする ということの何かが私の中で生まれた日でした。

soyaはやっぱり原点なのだなと思った。

場所というより、人だな。

soyaの人々それぞれから、私は大事なものをもらっているといつも思う。

ここでピアノが弾けて嬉しいです。

どうもありがとう。

 

natunatunaとトークショーもしました。

お祝いっぽいでしょ。

natunatunaが怒濤のようにしゃべってね、

このCDについて、

私の思うこと


なつなちゃんの思うこと


が共通する部分とそれぞれが持っている部分がよく見えた。

こういうわけでこんな風にできたCDだって知ってもらえると

ようやっとCDを手にした人達と繋がれるような嬉しさがあるもんだ。

またトークショーやりたいと思う。

そうだな、全部描いたらやろう。うん、そうしよう。


soya ありがとう!!



MINERVA の夜

8.29 sat 2015

 

センバコレイクショウの翌週、また水戸へ行ったわけです。

MINERVAという私の大好きな店でライブ。

MINERVAではメロウさんとnatunatunaの二人展をやっていまして、

是非とも一緒にライブしようということになったのでした。

 

センバコレイクショウがあんまりにも最高だったので、正直

MINERVAでのライブはどうなるのだろう、とあまり予想できずにいたわけです。

とはいっても、ライブはその時のマックス注ぎ込んでるので、比べるものにするつもりはなく、

心配していたという意味ではなく、

何か空っぽになったところからのスタートにドキドキするような。

 

 

MINERVAの夜は本当に素晴らしい夜でした。

 

センバコレイクショウはぼーんと開いた空に向かってバーンと開け放して、

みんなでそこへのぼっていくような

そんな壮大なライブでしたが、

MINERVAではひとつひとつの音が手に取れて、間に絵があって、

大事なあたたかいライブでした。

対バンのたゆたうもとてもいいライブでした。

最近ワタンベさんのドラムと一緒にツアーをしていたので、

ふたりたゆたうは久しぶり。

あっこちゃんのバイオリンを久々に聴いたような気がするな。

私はこの人のバイオリンが本当に好きなのです。嬉しかった。

そしてメロウさんとnatunatunaのライブペインティングが

実にエキサイティングでした。

 

ピアノのないお店でしたので、

私はトイピアノを持っていきました。

トイピアノでアルバムの中の曲を少し紹介したのですが、

それも私にとってはとても良かった。

ピアノでもっと弾きたい!という気持ちが溢れながら、

トイピアノで最小限弾くことで、曲の中心を伝えられたような、

そんな感触が残っています。

そして、その時natunatunaがジャケットをライブペインティングで一枚仕上げたわけです。

かっこよすぎる!

 

MINERVAありがとう!

水戸の皆さん、本当に愛してます。サイコー!!

 

 


水戸センバコレイクショウ

8/23 sat 2015

 

ピアノが、芝生の上にぽんと置いてあったのです。

こんなに嬉しいことはなかった。

もちろん思わず弾いたのだが、

大抵ピアノというのは室内にあるものなのだが、

実はちゃんと森の動きとか、風の流れとか、セミの声とかに呼応していて、

全部なのだなということが、

想像でなく、リアルに手に取れて

本当に素敵な瞬間でした。

 

とそれだけで、もう最高に達している私でしたが、

水戸の人達の素晴らしい人間力によって

センバコレイクショウは最高のイベントでした。

すべてが美しかった。

 

SPANNKOSMOは 

もともと

焚き火を焚いて、その周りで音楽を奏でていて、

それを見ている人が居て、

なんてのをイメージして、

円陣組んでやったりしていた。

実は野外のライブも、木崎湖畔で試みたが

大雨で急遽村の公民館でやることになった。それはそれで素晴らしかったのだけど、

 

はじめて、野外ライブを決行出来たわけです!

それもグランドピアノと一緒に!!

 

ハープの梅ちゃんと、今回初合わせのイーリアンパイプの内野くんを迎えて、

何処か異国のガーデンパーティーの演奏のような、

はたまた壮大なオーケストレーションのような

SPANNKOSMOでした。

足田メロウくんのライブペインティングも圧巻でした!

ありがとう。

 

メロウさんとは10/3sat 名古屋のSPANNKOSMOでまた一緒にやります。

そして、この水戸のメンバーで11/21 sat東京は渋谷のサラヴァ東京で再びやることになりました!!

楽しみです!